top of page
気仙沼市街地の対岸正面に位置する東北最大の有人島。美しい浜と自然に囲まれた「緑の島」で島民は観光と漁業を生業として暮らしてきました。最大の観光名所のひとつである亀山では、希少な「緑の桜」とともに、頂上から気仙沼湾と太平洋のパノラマビューを楽しむことができます。
亀山の頂上から見た景色。
ハート形に見えたら恋が成就するかも?










 亀山の裾野には、踏むとキュッキュッと鳴く白い砂(鳴き砂)で有名な十八鳴浜(右写真)、数々の沖縄の浜を抑え、日本で2番目に美しい浜としてその名を轟かせる小田の浜が広がっています。
 
「海はいのちのみなもと 波はいのちのかがやき
        大島よ  永遠にみどりの真珠であれ 」
 
 作家の水上不二が残したことばは大島に携わる人々に共通した想いといえるでしょう。

 

―被害と復興の状況―

  今回の震災では最大6mの津波が島を襲い、一時は波が島を乗り越えて浦の浜(フェリー乗り場)と田中浜(★)の間が浸水し、島が二分されました。

 漁具の多くは流されて使い物にならなくなり、2009年のチリ津波による被害から立ち直ろうとしていた矢先の2度目の大きな損失から、漁業をあきらめ、島を出る人もいます。
(↓火災が亀山の頂上付近のリフトまで達した)



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

震災以前、島には年間約53万人の観光客とそれを受け入れる50件ほどの旅館や民宿がありました。しかし津波の被害によってその数はわずか旅館7件・民宿9件にまで減り、観光業の回復も大きな課題となっています。


 また震災の影響で精神的に不安定になっている幼い子どもたちや、本土の学習塾に通えない受験生の存在にも目を向ける必要があるでしょう。

23人

8人

769件

102件

62件

162件

死者      

行方不明者

     (島民:3200人)

全壊

大規模損壊

半壊

一部損壊

―気仙沼大島とは―

  

bottom of page